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任意後見について


成年後見制度は法定後見と任意後見の二つの制度があります。 この二つの制度には、大雑把にいうと次のような違いや特徴があります。 【法定後見】 裁判所が後見人の代理権の内容や報酬額、後見人を誰にするかなど決める。 【任意後見】 本人と後見人候補者との契約(合意)により、上記の事柄を決める。

任意後見の主なメリットは、次の点が考えられます。 ①後見人を自由に決定できる ②法定後見よりも本人の意思が実現されやすい

任意後見制度には上記の通りメリットもありますが、 ①任意後見監督人の報酬が別途発生する ②契約書作成から任意後見の実行(契約の発効)まで、費用・日数を要する などのデメリットがあります。

任意後見の利用者は法定後見の利用者の80分の1程度です。 ニーズはあり、良い制度だと思うので、もう少し利用しやすくなるよう、規定を改善してほしいと思います。

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